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トミー&みや
とみやぐらし編集部
富谷市の暮らし・子育て・グルメ情報を発信しています。
記事に登場する「トミー一家」による親しみやすい掛け合いで、富谷の魅力をお届けしています。

【住むならどこ?】富谷・泉区・大和町の比較|地価・通勤・コストで選ぶ最適エリア診断

こんにちは、「とみやぐらし」のミヤです。

「富谷市と泉区、大和町って、結局どこが自分に合っているんだろう?」

仙台北エリアでの住まい探しは、選択肢が多いだけに悩みますよね。今回は、それぞれの街の魅力紹介は既存の記事にお任せして、“数字で見る仙台北エリア比較”をお届けします。

地価や通勤コスト、子育ての満足度など、リアルなデータを比べることで、ご自身のライフスタイルに合う場所が見えてくるはずです。

トミー「オーマイガー!数字で見ると、けっこう差があるんですね!」

みや「そうなの。イメージだけじゃなくデータを見ると、条件によって“最適エリア”が変わってくるのよ。」

さっそく、生活コストから診断していきましょう。

富谷市の魅力を深く知りたい方へ。→ 👉 富谷市は本当に住みやすい?「東北No.1」の理由を地元家族が徹底解説

目次

地価・家賃・税金から見る“生活コスト診断”

まずは、家計に直結する土地の価格や税金を見ていきます。エリアによって「資産価値」と「維持コスト」のバランスが大きく異なります。

地価のリアル比較(2025年公示地価)

土地の価格は、住まいのコストに最も大きく影響します。2025年の公示地価(平均)を坪単価で見てみましょう。

エリア坪単価(目安)前年比特徴
仙台市泉区約40万円/坪+6.5%地下鉄沿線の利便性が高く、資産性が最も高い
富谷市約22万円/坪+6.6%泉区の約半分。商業施設の充実度と価格のバランス◎
大和町約15万円/坪+7.0%最も手頃。上昇率が一番高く、今後の期待も

※1平方メートルあたりの平均地価(泉区12.15万円、富谷市6.77万円、大和町4.45万円)を1坪=約3.3平方メートルで換算した目安値です。

泉区と富谷市では、坪単価に約2倍近い差があります。土地の購入予算を抑えたい場合は、富谷市や大和町が有力な選択肢になりますね。

家賃と光熱費の目安

賃貸の場合、家賃相場も地価と似た傾向があります。

平均的な2LDK〜3LDKのファミリー向け物件では、「泉区(特に駅近) > 富谷市 > 大和町」の順に家賃が高い傾向です。

(※編集部注:3エリアを横断する詳細な家賃相場データは現在収集中です。ここでは傾向のみご紹介します。)

また、光熱費については、都市ガスが利用できるエリア(泉区や富谷市の一部)と、プロパンガスが中心のエリアで差が出ることがあります。物件探しの際は、熱源の確認も重要です。

固定資産税・住民税の比較

固定資産税(標準税率1.4%)や住民税の税率は、3エリアで大きな違いはありません。

ただし、固定資産税は「土地・建物の評価額」に基づいて計算されます。つまり、地価(評価額)が高い泉区では、同じ広さの土地でも富谷市や大和町より税額が高くなる、ということです。

ちなみに富谷市では2025年、一部の固定資産税等に課税誤りがあり、現在是正対応中とのこと。こうした行政の動きもチェックしておくと良いでしょう。

トミー「ワオ…!地価が2倍違うと、固定資産税も変わってくるんですね。」

みや「そうね。初期費用だけでなく、長く住むための維持コストも考えて、資産価値と暮らしやすさのバランスを考えたいわね。」

通勤アクセスと交通コスト|“時間×手段”で最適エリアを探す

次は「通勤」です。仙台駅へ向かうことを想定し、「時間」と「手段」で比較します。

泉区=地下鉄中心(仙台駅まで最短11〜15分)

泉区の強みは、やはり仙台市地下鉄南北線です。

「泉中央駅」は始発駅のため、朝のラッシュ時でも座れる可能性が高いのが魅力。

  • 所要時間:泉中央駅→仙台駅(約15分)、八乙女駅→仙台駅(約13分)、黒松駅→仙台駅(約11分)
  • 交通コスト:泉中央駅〜仙台駅の地下鉄定期代(1ヶ月)は、約8,000円が目安です。

駅徒歩圏内に住めば、車がなくても仙台中心部へ快適にアクセスできます。

富谷市=車+バス併用(泉中央駅まで約10〜15分)

富谷市には鉄道駅がないため、車が基本です。仙台駅へは、泉中央駅まで車(約10〜15分)で行き、地下鉄に乗り換える「パーク&ライド」が一般的。

  • 所要時間:自宅→(車)→泉中央駅→(地下鉄)→仙台駅
    • ドアtoドアで合計約40分〜(駐車場の場所や混雑による)
  • 交通コスト:地下鉄定期代+駐車場の月極料金(泉中央駅周辺)がかかります。
  • タクシー目安:富谷市役所周辺から泉中央駅まで、約1,500円〜2,000円程度。

朝の国道4号線や泉中央駅周辺は混雑するため、時間に余裕を持つ必要があります。

大和町=高速IC活用型(仙台まで約40〜50分)

大和町も車移動が中心ですが、東北道「大和IC」の存在が大きいです。

  • 所要時間:大和IC → 仙台宮城IC(約15分)、そこから仙台駅周辺まで約15〜20分。
  • 特徴:仙台市内への通勤だけでなく、県北(古川方面)や他県への出張・レジャーなど、広域移動が多い方には非常に便利です。

日常的に高速道路を使う場合は交通費がかさみますが、距離の割に時間を短縮できるのが強みです。

トミー「時間だけで見ると、やっぱり泉区が一番早いですね!」

みや「そうなの。でも富谷や大和町は、車通勤で“ラッシュの時間を少しずらせば快適”という声もあるのよ。」

通勤ルートの詳細を確認したい方へ。→ 👉 富谷市から仙台への通勤渋滞を回避!時間帯・ルート別”時短”運転ガイド

富谷市民バスの活用法を知りたい方へ。→ 👉 富谷市民バスの使い方・路線・バスロケ完全ガイド|100円で賢く動く生活のコツ

子育て・教育・買い物インフラの充実度

ファミリー層が重視する、日々の暮らしの基盤を比較します。

保育・教育(待機児童ゼロと学校数)

子育て環境として、待機児童の状況は重要です。

  • 富谷市:市立保育所・幼稚園ともに待機児童ゼロを達成(2025年時点)。学校数は市立で小学校8校、中学校5校(合計13校)です。
  • 泉区:仙台市内でも学校数が多いエリアですが、学区が広かったり、住宅地から学校まで距離があったりする場合も。
  • 大和町:富谷市と大和町にまたがる広域連携の「みやの森こども園」など、近隣自治体と連携した施設もあります。

商業施設(生活圏の完結度)

日常の買い物のしやすさを見てみましょう。

  • 富谷市イオンモール富谷が中心。コストコやカインズなどロードサイド店も充実。
  • 泉区セルバアリオ泉パークタウン タピオなど、駅周辺やニュータウンに大型商業施設が集積。
  • 大和町:吉岡エリアのスーパー群(ヨークベニマルなど)やドラッグストア、産直市場が生活の中心。

地域満足度(アンケートスコア比較)

実際に住んでいる人の満足度を、富谷市のアンケート(2024年)を基準に、近隣エリアの傾向を加味して比較してみます。

項目富谷市泉区(傾向)大和町(傾向)
買い物のしやすさ3.83 pt3.6 pt前後3.4 pt
子育てのしやすさ3.62 pt3.4 pt3.3 pt
自然・静けさ3.86 pt3.5 pt3.9 pt

※富谷市は2024年市民アンケート(5点満点)の数値。泉区・大和町は近隣の一般的な評価に基づく参考傾向値です。

富谷市は「買い物」と「子育て」のバランス評価が高いことがわかります。一方、大和町は「自然・静けさ」で高い満足度を得る傾向があります。

トミー「ワオ!数字で見ると、富谷は子育てと買い物の両立が強いですね。」

みや「そうね。泉区はスコア以上に“駅の近さ”が圧倒的な魅力だし、大和町は“自然とコスパ”が強みと言えそうね。」

タイプ別おすすめ診断(どんな人にどの街が合う?)

ここまでの数値を踏まえ、どんなライフスタイルの人にどの街が合うのか、タイプ別に診断します。

あなたのタイプ最適エリアは?選ぶ理由
地下鉄通勤が必須。利便性最優先。泉区仙台駅まで最短11分、始発で着席も可。駅前で生活が完結。
車通勤がメイン。生活コストと利便性のバランス重視。富谷市イオンなど商業施設が充実し、地価は泉区の約半分。子育て満足度も高い。
自然環境や静けさ重視。土地は広く安く持ちたい。大和町地価が最も手頃で、自然満足度が高い。高速IC利用で広域移動も◎。
資産価値を重視し、将来的な売却も視野に入れている。泉区3エリアで地価が最も高く、地価上昇も安定。需要が堅調。

トミー「なるほど!自分の働き方や、何を大事にするかで選ぶのがコツですね!」

みや「その通り。“みんなにとって便利な街”より、“自分たちに合う街”を選ぶのが、長く満足して住む秘訣よ。」

富谷市内のエリア選びを詳しく知りたい方へ。→ 👉 富谷市の住宅地ガイド決定版|4つの主要エリア(明石台・成田・日吉台・大清水)+周辺地区の生活動線を地元目線で総まとめ

泉区・大和町の詳細を知りたい方へ。→ 👉 【隣接エリア】富谷市からのお出かけに便利!大和町・泉区の特徴と暮らしの使い分け

まとめ|「何を優先するか」で最適解は変わる

今回は、富谷市・泉区・大和町を「数値」で比較診断しました。

  • 地価(コスト・資産性):泉区(高)> 富谷市(中)> 大和町(低)
  • 通勤(仙台駅への時間):泉区(最速)> 富谷市(中)> 大和町(遠)
  • 教育(待機児童):富谷市が「待機児童ゼロ」を達成。
  • 満足度(傾向):富谷市は「買い物・子育て」、大和町は「自然」が強い。

どのエリアも一長一短あります。まずはご自身の「これだけは譲れない条件」をリストアップし、今回のデータを参考に、現地を訪れてみてはいかがでしょうか。

他のエリアとの比較も気になる方へ。→ 👉 富谷市vs名取市、どっちが住みやすい?仙台ベッドタウンを「通勤・子育て・家計」で徹底比較

利府町との比較も確認したい方へ。→ 👉 【富谷市 vs 利府町】住みやすさ徹底比較!「住みここち1位・2位」の2市町、子育て・交通・買い物で選ぶならどっち?

トミー「数字って、暮らしのリアルが見えてきますね!」

みや「うん。こうして比べるほど、“自分たちの家族の基準”がはっきりしてくるのよ。」


編集後記

暮らしを数字に置き換えてみると、ぼんやりしていた街の個性が、より鮮やかに見えてくるから不思議です。

「どこに住むか」も大切ですが、それ以上に「そこで、どんな暮らしをしたいか」。

通勤時間、子どもの教育、週末の過ごし方。

その視点で数字を見つめ直すと、きっとご家族にとって満足のいく、納得の日常が見つかるはずです。

あわせて読みたい

冬の気候の違いを知りたい方へ。→ 👉 富谷市の雪は多い?気象データで見る積雪実態と冬の注意点【仙台との比較付き】

富谷市の全エリアの特徴を確認したい方へ。→ 👉 富谷市の住宅地ガイド決定版|4つの主要エリア(明石台・成田・日吉台・大清水)+周辺地区の生活動線を地元目線で総まとめ

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この記事を書いた人

この記事は「とみやぐらし編集部」が執筆しました。
宮城県富谷市の暮らしや子育て情報を、もっと身近に楽しく知ってもらえるように運営しています。

記事には、外国人パパのトミー、地元出身のママ・みやさん、そして3人の子どもたち(ひより・カイ・リク)が登場。家族の会話を交えながら、富谷での生活をイメージできるように工夫しています。

紹介している情報は実際に集めた公開データや地域の声をもとにしています。移住を検討中の方も、地元で子育て中の方も、安心してご活用ください。

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